「『子どもの誇りに灯をともす』を読む会」に参加して(1)

こんにちは、みどり(@hiju39)です。

昨日、はじめてオンラインの読書会に参加しました。
「『子どもの誇りに灯火をともす』を読む会」というものです。

完全に私の好みにどストライクの読書会で、一夜明けた今も「私も読書会したい…」と体温があがったままです。

今日はこの高温の自分のまま、読書会について書いていくよ。
じゃ~、いってみよ~。

※私が構想している読書会について読みたい方は、下の目次から「私も読書会やってみたーーーい!」を選んでね。

読書会の様子

読書会の流れは次のとおりでした。

  1. 翻訳者・塚越悦子さん(@EtsukoT)と解説者・藤原さとさん(@Sato_Fujiwara)の対談
  2. 個別に黙読
  3. グループでの話し合い
  4. 全体でのシェア

今回は「はじめに」と「第一章」だけが対象で、第二章以降は今後の読書会に続くそうです。

なんともスロウに精読していくんだなぁ。司会の芦田加奈さんが会のはじまりのときに「食べるように読んで」と勧めていらしたとおり、じっくり読むことでまさに本をまるごと味わえるのでしょうね。

グループでの話し合い時間も「もっと話したい」と声のあがるほどだったし、早くも次回以降が楽しみです。

運営が光っていたポイント

満足感の高かった、今日の読書会。
特に運営がブラボーでした。どこがよかったのかを挙げてみます。

目的の明確さ

今回の読書会は「子どもの誇りに灯をともす」ありきの読書会で、本の内容の本当の意味での理解と良い実践に繋げるための手助けとして位置づけられていました。

それが読書会の案内の段階ではっきりしていたため、本の内容を学び・実践する意志のある参加者が集まったと思います。参加者同士で方向性をともにできていたのが良かったです。

また、冒頭で今日話し合いたいテーマの提示があったのも読書会の方向性を定めるのに一役買っていました。

チャットの利用

zoomをとおしてのオンライン読書会でしたが、様々な事情で音声をオンにして発言できない参加者もいたようで、チャットが活発に使用されていました。

自分の意見を述べたり質問したりするだけでなく、司会の方がざっくりと対談の記録をまとめたり、ほかの参加者の心に響いた発言を書き留める人もいたりして、このような使い方もありなんだなと発見があって面白かったです。

様々な意見の受容

全体でのシェアのとき、グループでの話し合いで出た話のほか、話し合いでは言えなかった感想やモヤモヤなどのシェアも歓迎されたました。優等生的でポジティブな発言だけでなく、いろいろな感想や意見・疑問がでたのは、シェアの前に司会者が「モヤモヤでもいいですよ」とひと押ししたからだと思います。

手引き(ガイド)の配布

今回のピカイチ。資料として配布されたガイドに「内省と対話を導く問い」が5つ掲載されていました。これが非常にコーチング的な問いなんですよ!

教育関係者が多かったですが、同じ問いを投げかけられているのに人によって答えはまちまちで、捉え方や感じ方が違うことが体感できました。様々な答えはどれも興味深く、同じく教育に携わる私は何度も「ハッ」と我が身を振り返りました。深く考えたことは別途記事にまとめたいです。

とにかく、このガイドのおかげで、今回の参加者は読書をしながらセルフコーチングをして、さらにその結果を同じ志をもちながらも様々な場所で活動する参加者たちと共有できました。これが心の栄養にならないわけがないよね。

私も読書会やってみたーーーい!

今回の読書会の感想を書きながら、どうも私は単なる感想や考えたことのほかに読書会を主催する側の目でも読書会を眺めているようだと気がつきました。「私だったらこの本を選ぶな」「ここは良い手法だな。真似しよう」などの声が勝手に湧いてくるのだもの。

はい、そうです。そうなんです。日々の仕事や家事育児に必死で忘れていたけれど、実は私も読書会をやってみたいと半年ほど考えていたんですーーー。

私が考えているのは、「生きること」「愛すること」を考え深めるための読書会。

コーチングやことだま鑑定をしていて、これからの自分の生き方について時間をとって考えてみたい人が多いと感じています。

だからといってライフコーチングを受けるほどでもなく、ましてや「こうやって生きるべき」とか「こうやって生きるといいよ」と誰かから教わるのでも指示されるのでもなく。差し迫った問題ではないし、いざ一人で考えようにも何をどう考えたらよいのかもわからず、時間だけが過ぎていきがちです。

その点、本はいろいろな人生を目の前に見せてくれます。そして、読書会で他者と話し合えば、私が今回の読書会で体験したように「同じ本を読んで同じ問いを投げかけられているのに、人によって答えはまちまち」だから、新しい視点が生まれてよき刺激になります。参加者同士の人生が触発されあうんですね。

つまり、私の考える読書会では、本を通してどう生きたいかを自分で感じ考え、他者と分かち合う時間を一緒につくりたいです。

ドリームキラーの声

ですが、ルンルンな気持ちとは裏腹に「おいおい、やめとけよ」とはやる気持ちを制するもう一人の声も聞こえてきます。

だってー、今もやることいっぱいあるのに、読書会とか無理っしょ。できるの?それほんとに求められてるの?求められているとして、参加者たちを振り回して迷惑かけるだけなんじゃないの?

ううううー。そうだよね。私は「あれもこれもやってみたい、わーーーっ」と発散する癖があって、派遣先の会社の上司に指摘されたことがあるんです。

でもさー、あれもしたいこれもしたいって思ってもいいやんね。やってみないとわかんないこともあるし。ニーズなんかあるかどうかテストしてみないことにはわからんぜ。

うまくできるかニーズあるかなんて考えるより、私は「あれもしたい これもしたい もっとしたい もっともっとしたいー」と毎晩夢を育てて時々ビビってるブルーハーツなほうが性に合ってるな。っていうか、そういう人間なんだよ。

というわけで、一度案をまとめて読書会をテスト開催してみよう。
オー。早いうちに案内するね。
すぐやるやる詐欺をやらかすから、一週間以内に案内を出すよ。指切った!

※みどりの読書会に興味ある方、ぜひ「興味あるよ」と twitter などで教えてください。単純な私が木に登ります♪

今回も最後まで読んでくれてありがとう。
お互いサマサマ幸セナン♪

(みどり @hijau39)

おまけ。読書会で読んだ本はこちら。
邦題がすばらしいです!私はほぼタイトルだけでぶっ刺さって購入しました。

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