こんにちは、みどり(@hiju39)です。
現在、インドネシアはイスラム教の断食月の真っ只中。
今日話すのは、断食月5日目の出来事です。
タイトルどおり、約束をすっぽかしてしまいました。
すっぽかしたことのある人も、すっぽかされるほうが多い人も、読んでみてね。
じゃ~、いってみよ~。
友達とのオンラインミーティングに無断欠席
断食月のはじめ数日間は、体を断食の生活サイクルに慣らすために、学校が休みになります。
断食月5日目、学校が再開になりました。
「うわーん、もっと寝ていたい」と体をひきずるようにして学校へ。
そして、学校を終えて帰宅。
断食月中は短縮授業なので、正午前に帰ってきました。
このあと13時から、日本の友達と今月の振り返りミーティングです。
だけど、断食のせいで体も頭も重いったらありません。
地球の重力が変わったんじゃない?とすら思います。
あかーん、これじゃミーティングにならへんやーん。
よし、30分だけ寝よう。
私は巨大な磁石に引き寄せられて、ベッドへなだれこみました。
12:30に目覚ましをかけて、おやすみなさい。
そして、起きたら14時を回っていました。
なんでやねーーーん。
目覚まし、どうなってんねーーーん。
洗面器いっぱいに入れた氷水で顔を洗ったあとみたいに、一気に脳も目も覚めました。
わー、やってしもうたぁぁぁ。
かなりスッコーーーンと寝ていたのか、体調はスッキリさわやか、抜群に満たされていました。
感情と体調のアンバランスさが哀しいわ。
友達からのメール
スマホを見たら友達からメールが来ていました。
気の良い友達は、私のいる地域が停電になってネットが繋がらなくなっているのかも、と気遣ってくれていました。ごめん…。寝坊やねん…。
なんと言うべきか…
はぁ~。なんて言おうかなぁ~。
私はメールの返信に迷いました。
ミーティングを寝坊してすっぽかしたのが事実です。
だけど、友達は停電かもと思っています。
「そう停電やってん、ごめんね」
こう言えば、きっと穏便にことが運ぶだろうなぁ。
停電したことにしてしまいたいよぅぅぅ。
停電だったと言えば、私は怒られません。
友達も、「大切にされなかった」と感じずにすみます。
でも、ほんとにそれでいいのかな。
それが友達にとる態度?
それで信頼関係が築ける?
自分で嘘をついた自分に失望しない?
いやいや、これは嘘じゃないの。
大人の世界を円滑に進める処世術なのよ。
嘘も方便っていうじゃない。
いやいやいやいや。
私のことより友達の身になってみて。
私との約束のために時間を空けていたんだぞ。
ダーーーーー。もう!
頭の中でぐるぐるしすぎー。
保身しすぎー。
かっこ悪い。
わかってる!
私がミーティングの約束をすっぽかしたんです。
返信して感じたこと
よし、ごめんなさいって言おう。
理由も正直に答える!
改善策も考えて提示する!
以上。
シンプルな結論に至りました。
友達から怒られても失望されても呆れられても白い目で見られても仕方がありません。
私がやったことなんだもん、私の責任です。
率直に謝ること。
きっとそれが一番、次への信頼につながるよね。
私は友達に謝罪のメールを返信しました。
返事はまだないけど、少し自分に自信が持てました。
次は同じことをしないよう気をつけます。
自分が約束をすっぽかされたなら
逆の立場を考えてみました。
もしも自分がすっぽかされたほうなら、どうでしょうか。
そりゃー、いい気分じゃないですよね。
「約束守ってよ」
「言い訳ばっかりして!」
「私のこと、大事じゃないの?」
って思います。
でもー。
すっぽかした人は、わかってるんだよね。
謝ったほうがいいことを。
次はすっぽかさないように気をつけることも。
私もそれはわかったもの。
それでも、簡単にはできませんでした。
たった一言、「寝坊しました。あなたの大切な時間をムダにして申し訳ございませんでした。次は気をつけます」と伝えることが難しかったのです。
怒られたり悲しませたりするのイヤだしさ。
正当化したくなる自分もイヤだしさ。
次もまたやっちゃったらどうしようって思うしさ。
自分の非を認めるのはとても痛いこと。
だから、本能的に痛みを避けているのだと思います。
避けた結果、言い訳・知らんぷり(無視、逃げる)・ヘラヘラする…などの態度になっちゃうんじゃないかな。
痛みは誰だって避けたいもの。
だったら、謝まりやすい雰囲気をつくって、次はすっぽかさないように環境を整えたらいいんじゃないかなぁ。
もしすっぽかされたら(みどり案)。
・今困っていることや私がサポートできることはないか、聞いてみよう。
・自分のことも大切にしよう。
→自分はすっぽかされてどう感じたか、どうしてほしいのかを伝える。
ただし、伝えるときは穏やかな心でね。
・次のチャンスを相手と一緒につくろう。
・謝罪されたら、謝罪の難しさを思い出し、くどくど言わずに許そう。
・謝罪や責務遂行のたびに相手を承認し、感謝と労いの言葉をかけよう。
うにゃー、すっぽかされた相手にこんな聖人みたいなことできるかー。
正直、そんな気持ちになっています。
自分はすっぽかしておきながら、まったくもう。
まだまだ未熟者だなぁ。てへへ。
だけど、もしすっぽかした相手が痛みを感じながらも非を認めて責任を果たしたのなら、人として敬意を払えると思うんです。そしたらその人との関係がよりよくなりますよね。
私は今回やらかして友達に迷惑をかけました。
その痛みのなかで得たことがあります。
それを次の人に手渡したいです。
*
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
お互いサマサマ幸セナン♪
(みどり @hijau39)
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