こんにちは、みどり(@hiju39)です。
ひっさびさのブログ更新となりました。
タイトルどおり、娘・プーちゃんが一人部屋を獲得するまでの話です。
一人部屋がほしいだなんて、子どもの成長の証かな…。
大きくなったもんだなぁ。
特別なことはないけれど、思い出のために記録しますね。
じゃ~、いってみよ~。
空き部屋がない問題
プーちゃんは去年、一人部屋がほしいと言い出しました。
「10歳だもんなぁ。プライベート空間がほしいよね…」
気持ちはわかるけど、空き部屋がありません。
さて、どうしようかね…。
我が家はこじんまりしています。
間取りは下のとおり。
・居間になるはずだった多目的大部屋一つ
・4畳半ほどの私の仕事部屋(娘の机もある)一つ
・3.5畳くらいの夫の部屋一つ
・台所
・バス・トイレ
・西部屋
西部屋というのは、我が家の西の離れにある部屋のこと。
土地の元所有者が使っていた建物の名残です。
ゲストルームになったり、義母の介護用の部屋になったりしながら、現在は物置になっています。
大部屋をついたてで仕切る案もありましたが、娘は嫌がりました。
うーむ。家族と話し合いの末、私の仕事部屋をプーちゃん用の部屋にすることにしました。
私の仕事は大部屋で行います。
子どもの頃、居間で宿題をしていたのを思い出すなぁ。
大掃除をして、一人部屋を獲得
年末、私は娘と大掃除をしました。
年末というだけで、掃除しようって気になりますね。
元日本人DNAが騒ぐのかしら。
まずは、家族の不要な服を処分。
ほとんどは娘のサイズアウトした服たちです。
おさがりとして引き取っていただいたり、カットして雑巾にしたり、捨てたり、いろいろ。
さらに、不要な本をドドンと大量処分。
私の青年海外協力隊時代の記録も処分しました。さようなら…。涙
私の机と必要な本棚は大部屋へ。
代わりに大部屋で散らかし放題になっている、プーちゃんの絵本や絵描き道具を入れました。
小さなアトリエの主になったプーちゃん!
大好きな工作や絵画を思いっきり楽しんでいました。
入室時の注意書きまで、ドアに貼ってるじゃないですか。
なになに?
ドアは閉めて。
ノックして。
乳幼児の入室禁止(作品を守るため)。
はいはい、わかりましたよ。
ここまでが去年(2023年)の話。
一人部屋を奪う魔の手…からの再奪取
雨季がどんどん激しくなり、雨雨雨の毎日。
雨でもアトリエがあれば、多いに遊べます。
が、インドネシアあるある、雨漏りが始まりました。
なんてこった!
紙工作や絵が濡れるぅぅ。
濡れてほしくないものを再び大部屋に戻すこと、数ヶ月。
雨季の終わりかけに、屋根の修理をしました。
なぜすぐに修理しなかったのかって?
それはね、屋根に登るのが危険だったから。
こちらの雨は、バケツどころか浴槽をひっくり返したくらい降ります。
ビッシャビシャのドッバドバが毎日続きますからね。
屋根で滑って転んだら大変でしょう?
4月ごろにようやく再度工作ができるようになりました!
プーちゃんったら、なにやら速攻で、大きな段ボールを部屋に持ち込んでいます。
みかん箱サイズの段ボールじゃないですよ。
そんなかわいいレベルではありません。
プーちゃんの創作パワー、大炸裂
我が家は去年11月、寿命の尽きた洗濯機を買い替えました。
新しく我が家へやってきたのは二槽式洗濯機。
洗濯機は段ボールに入れられてやってきたのですが、こんな段ボール、さっさと捨てません?
なのに夫と娘は「キープ!」
どーせそのまま忘れるくせに…と白い目で彼らを見ながら、物置きに放置していました。
その大型・段ボールがここにきて再登場!
忘れなかったんだね!
二槽式を入れていただけあって、横幅は1m、高さも私の胸のあたりまであります。
そんな立派な段ボールを、娘は4畳半ほどの小さな部屋にドドーンと迎えました。
いやもう、段ボールが部屋の主になってますやん。
プーちゃんはその段ボールで小さな家を作りました。
自分の部屋の中に自分の家?をつくるなんて…マトリョーシカっぽいね。
ひとしきり友達を招いては、小さな家でキャッキャと遊んだあと、今度はその家を猫用の家に改良開始。
キャットタワー風の小道具も自作しました。
段ボールの切れ端、布にグルーガン…。
足の踏み場なぞありゃしません。
亡きばーちゃんの枕からホワホワ綿(パンヤ綿)をほじり出しています。
猫用クッションをつくるんだって。
まぁ、プーちゃんはミニアーティストやからな。
そりゃあ部屋も爆発するわな。
(ちなみに、私も気を抜くとこれくらいになるので、見慣れた風景ではあります)
アトリエなのか汚部屋なのかわからない様相になっていた娘の部屋。
それでも娘は気に入って使っていました。
なのに、最近、不満を募らせるようになったのです。
一人部屋への不満
「ママ、プーちゃんは部屋でリラックスしたい」
「部屋をきれいにすればいいじゃん。いっぱいリラックスできるよ。」
一蹴すると、「そうじゃなくて、一人で寝たいし、ゆったりYoutubeを観るためのソファもほしい」と訴えました。
「あ、そういうこと!?」
「レイジーガール」と自らを称し、動物のナマケモノが大好きなプーちゃん。
作品づくりに没頭するスペースとともに、のんびり心身を解放するスペースもほしいわけね。
それと寝床。
地震のトラウマから、いまだ私と一緒にダブルベッドで寝ていたけれど、それもついに卒業のよう。
思えばプーちゃんは、昔から自分の居心地いい場所を作るのが大好きだったなぁ。
下の写真は4歳のとき。おじさんと自分用のテントを作っているところ。
お次は8歳のとき。
自分用のサロンスペースをつくりました。
胸元に落ちているキュウリでアイパックをしていたんだよね。
娘は6月に11歳の誕生日を迎えました。
学校も学年の変わり目で3週間の休みに入ったし!
じゃあ、この休みの内にアトリエを片付けしようか。
まだママとパパの洋服棚や趣味本も少し残ってるから、それは出して。
ベッド入れて。
完全にプーちゃんの部屋にしよう~!お~!
パパにもOKを取り付けました。
プーちゃんの完全自室のために、親子で頑張るよー。
(後編へ続く)
コメント