こんにちは、みどり(@hiju39)です。
2週間に一度行っている「ロンボクおはなし会」。
今のところ継続して行えているので、私の思いなどもう少し詳しく書いてみました。
じゃ~、いってみよ~。
日本で行っていた、元祖「ロンボクおはなし会」
「ロンボクおはなし会」。
もとは、私の講演会のタイトルです。
日本へ一時帰国する際に各地で行っていました。
初期のリアル「ロンボクおはなし会」は、ロンボク島のことを一人でも多くの人に知っていただきたいという気持ちからスタートしました。私の嫁いだ村は観光業が盛んで、夫も観光業に携わっていたので、まずは島の知名度をあげようと考えたのです。
ただ、私は当初よりロンボク島の観光名所を伝えるような方法はとっていませんでした。
私がはじめてロンボク島に来たのは2010年。私はうつ病あがりでした。でも3つものが私を包み込むようにして受け入れてくれました。
・たっぷりの自然
・ゆったりした時間
・おおらかな人々
特別何かをしてもらったわけじゃないけれど、ただ受け入れてもらえました。このことが私には嬉しかったのです。今もなお「このご恩は一生忘れません」と思えるほどに。
そこで、この3つを意識しながらロンボク島に関するおはなし会を行ってきました。観光地の話をするより、「こんな素敵な場所なのでぜひ来てね」と心を込めて話せるからです。
転機が訪れたのは、2017年。ある方から「ロンボク島での子育ての話をしてほしい」とリクエストがありました。
「みんなが幸せになる子育ての話を聴きたい」
「どうすればおおらかに子育てできるの?」
「日本でもできる?」
こんな声に応えた講演で、おかげさまで「子育て編」は大盛況でした。
喜んでいただけ、私も嬉しかったです。
また、この年は他の地域でも「豊かな生き方とは?」といったテーマのリクエストもありました。ロンボク島の「観光地」以外の魅力に興味を持っていただいていると感じました。
コロナ禍に「おはなし会」の代わりになっていたもの
私は、次第におはなし会に手応えを感じるようになりました。
しかし、次の機会がやってきませんでした。
2018年から長らく日本に帰れていないからです。ロンボク地震・義母の介護・コロナと続き、経済的にも家族事情的にも社会的にもロンボク島にい続けています。
ただ、「ロンボクおはなし会」の代替としてではありませんが、私は2021年の1年間、Pocochaというライブ配信アプリでほぼ毎日ライブ配信を行っていました。
夫が震災以降ほぼ失業状態になっていたため、ライブの投げ銭で家計を助けたいと思ったのです。
話すのも人と会うのも好きなので楽しいことは楽しいけれど、ライブで行う日々の雑談に情熱は傾けられませんでした。
どうせ毎日時間を使うなら、思いっきり自分を賭けられることに時間を使いたいな。
私は誰とどんなことを話すのなら、時間が経つのを忘れるほど夢中になれるだろうか?
そう自問した結果、人生相談に時間を使いたい、自分の人生を諦めかけている人がもう一度人生を再生し、イキイキと輝くまでの葛藤や悩みについて話し合いたいと思いました。
そうして、Pocochaライブは辞めました。ファンになって毎日私のライブに遊びに来てくださっていた方々には申し訳なかったのですが、それにもかかわらず皆さん私を送り出してくださいました。
前後してコーチングの資格をとり、人生について話す機会を得ました。
ラジオライブで「ロンボクおはなし会」を復活させたわけ
理由は大きく3つあります。
1つ目。コーチングをしていて、「人生や生き方について考える場が少ない」「今の社会にギスギスしたものを感じて、『安心できる場所』を求めている人が多い」と感じることが多くなりました。
それで、「また『ロンボクおはなし会』をしたいなぁ。ロンボク島のおおらかさやゆったりした雰囲気や私の明るさをお届けしたいなぁ」と思いました。コーチングやカウンセリングを受けるほどでもないけれど、ちょっと元気になったりホッとくつろげたりできる時間がほしい方に、ロンボク島の雰囲気は役立つと考えています。
2つ目。Pocochaライブに毎日のように来てくださっていた方々の声に応えたいな、と。ずっとライブを楽しみに待ってくださっているのをわかっていたので。
3つ目。私のロンボク島での活動を知って応援し、仲間になってくれる方を増やしたいから。元気に過ごしていることも伝えたかったですしね。
仲間というのは、「私も『サマサマセナン(お互いに幸せ)』の精神で暮らしてみよう」と生活にサマサマセナンを取り入れてくださる方のことです。
私はすべての活動を「サマサマセナンな世界(お互いに幸せな世界、ともに慈しむ世界)をつくる」という信念のもとで行っているので、ラジオライブもやっぱり同じテーマです。ええ、分け入っても分け入っても青い夢でございやんす。でも夢に届くまでやるよ、私は。
子育てに限らず、私がロンボク島で生活しているからこそできる話があります。決していい話ばかりではなく、考えさせられる話や「それってどうなのよ⁉」と憤慨している話も、もちろんあります。
でもゆったりした雰囲気のロンボク島の話や私の失敗談・異国での奮闘ぶりを分かち合うことで、ご自身の人生に置き換えて考えつつ、明るくほんわかした気持ちや前向きな気持ちになっていただけるんじゃないかなと思っています。
それで、ともに慈しむ社会を一緒に生み出せていけたら、こんなに嬉しいことはないなぁ。
生きた交流をして、よりよい未来をつくりませんか
私は人が大好きで、生身で会うのが一番楽しいです。
何が楽しいって、新しい世界と出会えること。
私にとって人との出会いは「世界観」との出会いなんです。
全然違う世界(世界観)が出会うと、衝突することもあります。
でも、化学反応を生むこともできます。
ラジオをライブにしているのは、日本でミニ講演会をしたときのように質疑応答ができたり、その日だけの話がうまれたりするから。
どうせだったら、いい化学反応ー相手にとっても私にとってもよりいい未来ーを起こしていきませんか?
私はこれからも、ラジオライブでは「ロンボク島での日々の話を分かち合いながら、異なる世界観をもつみなさんと交流し、ともに慈しむ社会をつくる仲間を増やす」という気持ちでやっていきます。
「サマサマセナン」の精神でみんな幸せに生きていきたい方、ぜひぜひご視聴にご参加くださいね。
視聴方法などは下の記事を参考にしてください。
じゃ、今回も最後まで読んでくれてありがとう。
お互いサマサマ幸セナン♪
(みどり/Midori Rahma Safitri @hijau39)
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