【コミュニケーション】嘘をついたほうがいいときもあるの?

こんにちは、みどり(@hiju39)です。

昨日、娘プーちゃんと「嘘」について話し合いました。
嘘をつくのはよくないと言いますよね。
でも、それってほんとかな? …そんな話です。

大人にとっても難しい問題かと思います。
嘘をつくのが下手な私やプーちゃんと一緒に考えてみませんか。
じゃ~、いってみよ~。

嘘をついたほうがいいときもある?

プーちゃんとの遊びがきっかけでした。
片方が小話をして、その話が嘘か本当かを当てる遊びです。

結果、おとなげない私の大勝利。
プーちゃんは嘘話をするとき、もう顔が笑っちゃってるもん。

「あはは、嘘つくの下手だねぇ」
「くやしい~」
「でも、嘘はつかないほうがいいから、下手でいいんじゃない?」

ここまで話しておきながら、「うーん、そうとは限らないかも」と自分で思いました。

「あ、でもね。思ったことを全部そのまま言えばいいわけでもないよ」
「え、そうなの?」
「うん」

例えば、こんな場面。

プーちゃんのお友達が新しい服を着て遊びにきました。
とても嬉しそうに、こう言いました。
「新しいの買ってもらったんだ~。似合うでしょ?」
でもプーちゃんは内心、似合ってないと思いました。
さて、お友達になんて言う?

プーちゃんは「んー。『あまり似合ってない』って言う」そうな。
なるほど、正直だなぁ。

じゃあ、やってみようか。
私はプーちゃんにごっこ遊びを提案しました。
プーちゃんはお友達の役で、私はプーちゃんの役です。

プーちゃん扮するお友達「新しいの買ってもらったんだ~。似合うでしょ?」
私扮するプーちゃん「あまり似合ってない」
プーちゃん扮するお友達「…」

どう感じたかをきくと、「フンッて。嫌な感じ」だったと教えてくれました。
嫌な感じなんだね。

嘘をつかずに正直に伝えたけど、相手は嫌な気持ちになりました。
不本意だし、悲しいよね。どうすればいいだろう。

今度は役割を交代。
私がお友達の役で、プーちゃんはプーちゃんの役です。

私「新しいの買ってもらったんだ~。似合うでしょ?」
プーちゃん「あ~、まあまあ…かなぁ」

おお、変化しました。
さっきのより否定度が和らいでいます。

プーちゃんは、友達に嫌な気持ちはさせたくはないけど、自分の考えも曲げたくないんだね。
わかるわかる、ママもそのタイプ。

相手からの期待と自分の本音のせめぎあい

プーちゃんは「ママは何て言うの」と尋ねました。
そうだなぁ…。
なかなか難しいぞ。

このお友達が求めているのは、似合うかどうかの判断ではありません。
新しい服を買ってもらった嬉しさへの共感です。

それがわかったとしても、じゃあどう言えばいいのでしょうか。

「似合っていない」という意見はお友達には不要。だから言わなくていい。
ここまではわかってるんですよ。
ですが、「似合っている」などと自分の意見と異なる発言をするつもりもないんです。これをどうしてくれようか。

小難しいこと考えてないで、さっさと「うん、似合ってるね♪」って言っちゃえばいいじゃーん、という意見もあると思います。それで万事解決ですもんね。

ここで、サラリと「うん、似合ってるね♪」と言える人は、世渡り上手なのかもしれません。

でもさ、思ってもないくせに調子を合わせたことが相手に伝わるケースだってありますよね。私ならおべっかを使う人は信用しにくいなぁ。ただ、優しい嘘だってあるし。状況にもよるのかな。

うーん、考えがまとまらなくなってきました。

ここでお伝えしたいのは、世の中には自分が思っていないことはテコでも言えないタイプの人もいるということです。私とプーちゃんがいい例です。

さぁ、よりよいコミュニケーションを一緒に考えよう

プーちゃんの質問に戻ります。
友達の「似合うでしょ?」になんと答えますか。

私はお友達の「うれしい」という気持ちは受け止めつつ、自分の気持ちにも嘘をつかないようにしたいなぁ…。

そう考えると、似合うかどうかには答えずに、お友達のテンションに合わせて「へ~、うれしそうだね。どこで買ったの?」と話をふくらませる方向にもっていくのが良さそうです。

ほかにも「誰と買い物したの?」「この服の特にどこが気に入ってるの?」などと質問すれば、「似合うかどうか」という問いは忘れて、服を買ったときの気持ちや行動を話してくれるはずです。

「それいいやん、ママ」
プーちゃんは私の案に賛成しました。

共感と同感は別物

残念ながら、私は私自身が日常的にこのような会話ができるとはとても思えません。ゆっくり考えたからなんとか捻り出せただけです。

共感が苦手なんじゃありません。
ただ、同意できないものにYESが言えないって話です。

共感と同感は別物でしょ。

「新しい服でうれしいんだ」を「うれしいんだね」と気持ちを理解し合うのは共感。「似合うでしょ?」は共感ではなくて同感・同意を求めているにすぎません。

「似合うでしょ」と否定される可能性のある質問をしておきながら「同感・同意」しか受け付けないのは、困ります。その話を聞いている人の意見や気持ちが無視されているからです。

そのあたりは、「似合うでしょ?」ときく側にもコミュニケーションを学ぶ余地があるんじゃないかな。

どっちにしろ、普段からこうやってコミュニケーションの練習をするのはいいことだなと思います。人間関係を良好に保つために良さそう!

私とプーちゃんは「難しいねぇ」と話しながら、みんなにも相談してみることにしました。

というわけでみなさん!力を貸してください。

あなたとは違う意見や考えに「同意」を求められたとき。
あなたはどう対応しますか。

さきほどの「似合うでしょ?」と尋ねられた場合でも、ほかの例でもかまいません。いい対応があったらぜひ教えてください。

いい対応は思い浮かばない、むしろ私も困ってる…という人はそう教えてくださーい(実は多くの人が困ってるのね、とわかるから)。

私とプーちゃん、もっとコミュニケーションを磨きたいと思ってます。
SNSのリプやコメントで教えてくれたら嬉しいな。お願いね!

今回も最後まで読んでくれてありがとう。
お互いサマサマ幸セナン♪

(みどり @hijau39)

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