眠い、やる気でない…。更年期の疲れ・だるさから復調したよ!

こんにちは、みどり(@hiju39)です。

ただいま、絶賛、更年期~。
とにかくダルくてたまりませんでした。
でも、すごく軽くなったので、私がしたことを書き残しますね。

同じく更年期でモヤモヤする方のヒントになったら嬉しいです!

じゃ~、いってみよ~。

ここ半年ほどの体調や気分の変化

私は、だいたい次のように変化しました。

1.2023年の末:疲れやすさを自覚

はっきりと「いつから」とは言えないのだけれど…。
去年あたりから、今までよりも疲れやすくなっている自分に気づいていました。

はじめは雨季のジメジメが原因だと思っていました。
「まいったなぁ…」

46歳、生理周期も不安定になっています。
まぁ、そろそろ更年期かもねぇ。

とにかくだるい。寝ても寝ても寝てもだるい。

そういえば、過去の貧血時もこんなふうでした。
勤務校で女子生徒に週に一度配布している鉄剤をいただいて、飲みました。

ちょっと元気になったような気がしましたが、でもやっぱり疲れます。

2024年3-4月:やたら暑いと感じる

3月から4月にかけては断食月がありました。
例年、一日の断食を終える日没時用に4品ほど食事を用意しますが、今年はダルくて無理~。
たくさんお惣菜を買ってしのぎました。

このあたり、私は「暑いなぁ」とよく言っていました。
机でパソコンに入力しているだけでも暑いのです。

あるとき、私は今日も暑いなぁと汗をかいていたのに、夫や娘は平気な顔をしていました。
「暑くない?」
「え?ううん、別に」

私だけ暑い暑いと言っていて、しかも、それは胸から上だけ。
腰から下、とくに足先は冷えています。
この熱帯の国で靴下をはいて寝る日もありました。

ようやく、「あ、こりゃいよいよ本格的に更年期だな」と観念しました。

5月:まる半日寝ても疲れがとれない

断食月が終わって、サァ通常運転。
がんばるぞ!

…と意気込みだけはいいのに、やっぱりだるい。
なんだこりゃー。

学校での仕事から帰ってきたらベッドへ直行。
昼寝のつもりが夜まで起き上がれませんでした。

私の更年期しくじり

更年期といえばホットフラッシュ。

人生の先輩たちからも噂には聞いていました。
しかし、私はとにかく暑くてたまらない、汗がとまらない…ということはありませんでした。
他にも体感的には辛くなかったので、「私は他の女性よりマシだ」と考えました。

ところで私は、今年の2月から、あるところで講座の作り方を教わっていました。
6月末で教員の仕事をやめて、コーチとして独立することにしていたので、そのための準備です。

しっかり稼いで毎月の生活を安定させつつ、一時帰国のお金を貯めるのが第一目標です。
そのために、なけなしのお金をはたきました。

結果、「更年期といってもマシな方なんだから、これくらいで怠けてはいけない」と自らと追い込みました。しかも、無自覚に、です。

毎日毎日「さぁ、がんばるぞぉ」と思います。
学校の仕事、講座づくり、コーチング集客用のインスタグラム運営、家事育児…。

「あれしてこれして…」と頭はパンパンだけど、体はついていきません。
やろうと思っていることの半分どころか、四分の一もできないのです。

なんでこんなに、常時ローバッテリーになんだよぅぅぅ!

「あんなにお金を払ったのに講座が完成しなかったらどうしよう」
「お金を無駄遣いしてしまった」
「なんでこんなにできないんだろう」

ある日、講座づくりのための手順表を見ながら、ポロリと涙がでました。
「あれ、私、泣いてる?」

これは…過去に経験したうつにそっくり。
やばい。これはあかん。

私は体を休めることの重要性を知っていました。
なので、家族などを頼って、いつもより家事を減らしていました。

ただ、間違っていました。

1.頼る量が少なかった
2.家事より仕事を減らすべきだった
3.体ではなく、頭を休ませるべきだった

「あれしなきゃ、これもしなきゃ」
「でもできない。やってない」
「なんて私はダメなんだ」

ずっと頭の中でこんな言葉たち(思考)がうごめいているのがわかりました。
そりゃあ寝ても寝ても疲れるわ。

まず、頭の過剰な思考をくいとめよう!

更年期にやめたこと

ラッキーだったのは、うつを2回経験していること。
そして、その経験から思考の癖を見つけ、なだめる方法を知っていたことです。

よし、思い切って、できるだけすることを減らそう。

これが頭の中でうごいめいている「あれしなきゃ、これもしなきゃ」を最大限に減らすためにできる、一手だと思いました。

すでに学校の仕事は6月末で辞任の意図を伝えていました。
あとは、何を減らそうか。

自分の生活を見渡して、どうしても残したいものを考えました。
家族との時間をとることと、講座を作り終えること。
この2つだけ。

うん、それ以外は全断ちでいこう。
我ながら男前です。

実際に、5月の末に以下のことを休ませてもらうことにして、関係者に連絡しました。

1.ウェブマガジン「よりどりインドネシア」への連載
  6月と7月の記事の休載をお願いしました。

2.コーチングの集客用のインスタグラムでの配信
  これを休むのは本当に恐怖でした。
  だって、集客できなくなるかもしれないんだもの。
  フォロワーさんに、1ヶ月程度の配信休止を伝えました。

やめる決断を支えるための自己対話

男前な決断をしたわりに、いざ伝えようとなると途端に「キャーーーーごめんなさいっ」と辞めたくなくなりました。

辞めるのって難しいぃぃぃ。

でも、自分の心身ほど大切なものはありません。
そのたびに、理性的に自分に話しかけました。

「思春期や生理前だって、イライラしたりするでしょ」
「生きていくための周期や年齢にともなって、私の心身が変化しているってことだよ」
「順調で健康な証拠だって」
自然な変化に抗うのはやめて、更年期モードに切り替えて生こうね。」

新しくうまれた気持ち

こうして自分をなだめているうちに、ある感情が芽生えました。

私ね、思春期がボロボロだったんです。
親や周囲に反抗しまくった…の逆でね。
暴走する自分の気持ちに蓋をして、思い切りぶつかりませんでした。

全然「思春期」をやってなかった…。
そういう意味でボロボロでした。
だから、30代になってから親に反抗しました。

あの頃は若くて、衝動への対処法も知りませんでした。
その後いろんなことがあったけど、ありがたいことに更年期まで生きてこれました。

何度かの人生の暗黒期を経てせっかくここまできたんだもの、更年期はもっと自分の声をよくきいて、いい変化の時期にしてあげたいなと思いました。

更年期は人生で一回きり。
大事な体の変化の時期、そばであたたかく付き合いたいです。

やめた後の余白で、したこと

5月末から6月にかけて、ばっさばっさと大木を剪定するように、主に仕事面でナタをふるいました。
6月22日には、学校の最後の仕事も終えました。

することが大幅に減ったので、予想どおりかなり頭が休まりました。

たくさん寝ました。
今まで頑張ってきた分、ゴロゴロ、ダラダラしました。
大好きな漫画もいっぱい読んで、パズルもしました。

いい加減に「そろそろ本腰いれろよ」と言いたくなっても、まだまだゴロゴロしていたいという自分に付き合いました。ああ、これだけ肩の力を入れてたってことかぁ。

頭で考えることが減った分、感覚や感情をよく味わいました。

自分が何をしたときにうれしいか。
じわじわとした喜びを得るのは、何をしたときなのか。どんな状況のときなのか。
心の底からしみじみと幸せが湧き出るのはいつなのか。

そして、これを記録しました。
(もともと一日の振り返りをしていたので、この点は新たに習慣化する必要はありませんでした)

この狙いは、毎日、本当に集中すべきことにだけ、脳を使うことです。

「あれしなきゃ、これもしなきゃ」で溢れていた脳内を、「ああ幸せだ。もう少しこの幸せを味わいなぁ。さらには大切な人にも還元したいなぁ。どうすればできるかな。よし、これだ」だけに専念させたいの。

まぁつまり、脳のお片付けですね。

私がしみじみ幸せを感じたのは、こんなときでした。

・自然の営みに感動したとき
・素晴らしい言葉・心・世界にであったとき
・料理・掃除などをして、生活の根源的なところを実感するとき
・自身の人間的な成長を感じたとき
・他者の人間的な成長に立ち会えたとき。見守っている人ならなおさら
・家族または大切な人のためにとるべき時間や行動をとったとき
・↑この結果、家族や大切な人が笑顔になったとき

書くとすごく平凡というか、ありきたりな気がするけれど。
でも、これが私にとっては宝石のような時間なんですよ。

この時間をなるべく増やすことにします。
そのために頭を使ったり、悩んだり、葛藤したりするよ。

最中はグェェェと苦しくなるけれども、ワルくはない…いえ、むしろしびれるような展開。

これがわかった(再確認できた)のが一番の収穫です♪

これからの私と更年期

脳のお片付けをしたおかげで、やっと心身ともに休められました。
体スッキリ!脳もスッキリ!
元気にコーチングとことだま鑑定の仕事を再開しています。

今後ですが、私はまだ閉経もしておらず、今は生理が数ヶ月に一回という状態です。
なので、まだまだ更年期入口なのかもしれません。

これからさらに「ドカーン」としたやつが来るかもしれないし、来ないかもしれない…。
けれど、まあ先のことは考えてもわからんからね。

そのときはそのとき。
また自分の身体や心や自然のサインに耳を傾けながら、一つひとつ対処していこうと思っています。

無事、今回の「超絶ウザだる」からは脱出できました。
めでたし、めでたし。

これからの更年期も、さらなる人生も、健やかに乗りこなせますように。

みどり

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